お茶出しを今すぐ廃止してほしい(字余り)
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この記事を読んだらお茶出し廃止にして!
先日からお茶出しに関する記事を書いていますが、コロナの影響もあって記事のアクセス数がかなり増えています。
これを期にお茶出しを廃止しようという意図で記事を読んでもらえているのならとても嬉しいのです。
しかし、まだ頑なに昭和の高度経済成長時代の思い出を捨て去ることができない老害の経営者が女性社員にお茶出しをさせているのであればそれは問題です。
私が今住んでいる地域の法人会でさえお茶出しを廃止しているのです。
飲食店などのサービス業以外でお茶出しを継続している会社はもうないですよね?
もしあなたの会社がサービス業で絶対にお茶出しをしなければならないという状況でないのにお茶出しをさせているとしたらその会社を早期に退職することを検討すべきです。

セルフサービスでええじゃないか!?
もしお客様におもてなしをしたいと思っているなら会社のエントランスにドリンクコーナーをおいて「ご自由にお持ち下さい」と書いておけばいいのです。
もしドリンクコーナーを設置する予定がないなら会社にある自販機でお客様に好きなドリンクを選んでもらえればいいのです(費用は会社負担で)。
お客様にもよく水分を取られる方とそうでない方がいらっしゃいます。
私はトイレが近いほうなのでお茶を出されても少ししか飲むことができません。

変化に対応できない会社は淘汰される
厳しい話ですが、私が過去に勤めていた会社の中にはすでに倒産している会社もあります。
ダーウィンの進化論でも書かれている通り「変化に対応できるものだけが」生き残るのです。
コロナ禍の中でいまだにお茶出しをしている会社を世間はどのように判断するでしょうか?
昭和の輝かしい時代を懐かしむなとはいいません。
あの頃はモーレツ社員でかなり苦労されたことでしょう。
しかし、今は令和です。
残念ながら時代は変わってしまったのです。
誰もが納得する理由なくしてお茶出しをしている会社はかなりヤバいと思ったほうがいいです。
お茶出しの工数を考える
それでは別の視点でお茶出しについて考えてみましょう。
お茶出しにどのくらい時間がかかるかを見積もっていきましょう。
※中小企業の女性社員が1人でお茶出しする場合を想定しています。
※来客2名の場合を想定しています。
私の経験上、最短時間で見積もりをしています。
会社によってはこれより時間がかかることを想定します。
- 給湯室に移動する(2分)
- ポットのお湯を急須に入れる(1分)
- お茶が濃くなるまで待つ(2分)
- 急須のお茶を茶碗に注ぐ(2分)
- お盆にお茶を乗せる(1分)
- 応接室まで移動する(2分)
- ドアをノックして来客にお茶を渡す(3分)
- 自分の机まで戻る(3分)
- 来客が帰ったら応接室に移動する(2分)
- 茶碗を片付けて給湯室に向かう(5分)
- 茶碗を洗って乾かす(5分)
- 乾いた茶碗を棚に戻す(2分)
どうでしたか?
お茶出しにはこれだけの時間がかかっています。
合計時間はなんと・・・30分です。
人数が多い場合やオフィスが広い場合は更に時間がかかります。
さて女性社員の方が30分働くといくらお給料が発生するのでしょうか?
答えは395円以上です(一番安い最低賃金が790円)。
首都圏の派遣社員だと時給1400円になるケースもあります。
そうなるとなんと700円になってしまいます。
Q. 300円と395円はどちらが安上がりですか?
あなたはこの難しい問題に答えられるでしょうか。
500mlペットボトルを自販機で2本買った場合は300円(普通はもっと安い)です。
しかし女性社員にお茶出しをさせるとどんなに安い最低賃金で計算しても395円がかかってしまうという計算になります。
300円と395円はどちらが安いでしょうか?
かなり難しい問題ですが、よく考えてみて下さい。
小学3年生以上のお子さんがいらっしゃる方はぜひお子さんにこの記事を見せて聞いてみて下さい。
「300円と395円ってどっちのが安いか教えて!」と。
そしてお子さんが教えてくれた答えにそって明日からお茶出しのルールを考えていただけばと思います。
セルフサービスなら人件費はゼロです
ちなみにセルフサービスにすれば人件費はほとんどゼロです。
さらにドリンクはまとめ買いすれば100円未満で買えますよ。
あれ・・・そうするとさっきのお子さんへの問いかけが変わってきてしまいますね。
「200円と395円ってどっちのが安いか教えて!」に。
きっとお子さんは笑顔で正解を答えてくれることでしょう。
ぜひ今すぐ試してみてください!