昭和時代の会社に対する改善要求はまだまだ続きます。
今回は実は優秀だった役職者の話もしますので最後までお読みください。
昭和時代の古すぎる会社の仕事術10選についてはこちらの記事をご覧ください。
今回は6回目です。

もう形式ばったメールは終わりにしませんか?
私は2020年2月までとても古い体質の大企業で仕事をしていました。
人間関係はそこまで悪くなかったのですが、とにかく考え方が古すぎて耐えられませんでした。
毎日リアルでマスオさんの会社に出社している感じでした。
形式ばったメールとは具体的に以下のようなメールです。
形式ばったメールの例
株式会社〇〇
営業部 △△様
いつもお世話になっております。
□□株式会社 資材部の◇◇と申します。
先日お問い合わせいただきました◎◎の件につきましてご回答いたします。
(中略)
お手数をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。
(署名)
形式ばったメールは時間のムダです
私はWebライターの仕事をしており、さらに自分で毎日記事を更新しているのでタイピングスピードは他の人より早いという自信があります。
しかし、仕事でメールを作っている人全員がタイピングスピードが速いというわけではありません。
ブラインドタッチができない人も少なからずいます。
そんな人が形式ばったメールを毎回作っていると明らかに時間のムダです。
そろそろメールはやめてチャットワークなどのチャットツールに変えましょうよ!
形式ばったメール1通につき約100円の損失です
先ほどの形式ばったメールの文字数は100文字くらいです。
これに締めの挨拶を1文追加すれば形式ばった無駄な文章は100文字を超えます。
ここでちょっと話を変えてみましょう。
プロのWebライターになれば1文字1円の報酬を得ることができるようになります。
100文字書けば100円の収入になります。
もしあなたが会社の経営者だったと仮定してください。
そして社員が送ったメールの文字数について1文字1円の報酬を社員に支払わないといけないという状況だったとします。
その状況で「形式ばったメール」を送るように指示しますか?
少しでも文章を短くして社員に支払う報酬を少なくしようと思いませんか?
形式ばったメールを1通送るだけで少なくとも100円以上の損失が出ているというお話です。
奇跡的にこの記事を読んでいただいている経営者の方がいらっしゃいましたら
形式ばったメールを廃止するように社内や取引先に働きかけていただけませんか?
あまりにも形式に凝りすぎた仕事のスタイルが本当に嫌すぎて
正社員という安定した立場を捨ててしまった私からの心からのお願いです。
実は有能であることがわかった上司の話
私が2月で辞めた会社では、社内の評判があまり良くない上司(正式に言うと課長)がいました。
サバサバした性格ではっきりと言う性格でしたが、たまに依頼した仕事を放置することがあり、あまり評判が良くありませんでした。
しかし今になって気づいたことですが、その上司は形式ばったメールを一切送っていなかったのです。
さすがにお客様に送るメールはある程度形式ばったメールにせざるを得ないとは思いますが、社内や取引先(協力会社)へのメールは本当に必要な要件しか書いていませんでした。
実は有能な上司のメールの例
〇〇課長(取引先の課長さんの名前)
△△の件、進めてもらって大丈夫です。
□□(その上司の名前)
ひどい場合は、要件しか書いていないメールもありました。
さあ、あなたも今から「無能だと思っていたら実はすごく有能だった上司」を見習って形式ばったメールを廃止してください。
なんならこの記事を会社の方に見せていただいても構いません。
生産性が求められる時代、非生産的な業務はゼロにしなければいけません。
今まで形式ばったメールを送っていた方は至急廃止してくださいね!00