良かれと思ってやっているお茶出し。
人にとっては致命的なダメージを与えます。
あなたが良かれと思ってお茶出しをやっているのであれば、かなり問題ありです。
今回は「お茶を飲まない権利」についてぜひ考えていただきたいです。
水分を控えている人もいる
水分をしっかりと取らないといけないのはもちろんですが、トイレになかなか行けない環境では水分を控えている人もいます。
- 車で長時間移動する
- 大切な会議を控えている
- 仕事が忙しくてトイレに行く暇がない
私がこのような状況であれば、
間違いなく水分を控えます。
トイレを長時間我慢するほどつらいことはありません。
特に緊張しているとトイレに行きたくなりがちなのでなおさらです。
あなたはお客さんにトイレ我慢をさせたいのか?
さて、ここでお聞きしたいです。
あなたは遠路はるばる来ていただいたお客様にトイレを我慢させたいのでしょうか?
よほど頻繁にトイレを借りている人でなければ、トイレが近いかどうかは見た目ではわかりません。
あなたが好意で出したお茶がきっかけで尿意に苦しんでしまうお客様を見てどう思いますか?
※これはネタではなく私自身が体験したことです。
あなたがお客さんに対して無理にお茶を飲んでもらってトイレを我慢してほしいと思っているのなら止めはしません。
しかし、そんな意図がないのであればお茶出しについて考えてみて下さい。
補足:尿意はあとからやってくる
「お茶を飲んだ後にトイレを借りればいいだけ」と思っている皆さんは考えが甘いです。
大切な会議をしている中でトイレを借りるのはなかなか大変です。

仮にあなたの会社でトイレを借りてお客さんがスッキリできたとしても、その1時間後に再び尿意が襲ってくるということもザラです。
あなたがお茶出しさえしなければ私はトイレを我慢せずにすんだのに・・・
そう思っているお客さんもいるかも知れません。
セルフサービスが一番です!
お客さんが無理にトイレを我慢しなくてもいいようにお茶出しをセルフサービスに変えてください。
次のどちらかの方法でセルフサービスを実践してくだだい。
- セルフサービスのコーナーを設置
- お客様にペットボトルのドリンクを渡す
どちらの方法であっても、お客様の好きなタイミングでお茶を飲むことができます。
今はのどが渇いていないお客さんはもらったペットボトルを会社についてから飲むこともできます。
そうすれば会社の自販機やコンビニでドリンクを買う必要がなくなります。
- 無理やりお茶を飲ませた結果、トイレ我慢をさせてしまう
- 好きなタイミングでお茶を飲んでもらうようにする
どちらがお客さんにとって「よい」会社だと思いますか?
「お茶を飲まない権利」について一度考えてみませんか?